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平成27年10月10日 マンション管理セミナー 大規模修繕工事について、管理組合や理事会の工事内容やコストに対する知識には限界があり、いきおいや業者任せとなってしまうのが実態のようです。また、巷間発信されている周期や工法、コスト圧縮等についての議論も、多くは業者や専門家目線のものであり、それぞれ個別の事情を持っているはずのマンションの居住者目線での発信が少ないのが現状です。
今回のセミナーは、都心の超高層マンションで話題になった足場問題等を、居住者の立場に立って考えました。 仮設足場について
講師:一般社団法人杉並マンション管理士会 柏 志郎
先ず、仮設工事の内容をご紹介します。
仮設工事
直接仮設工事の内の、「仮設足場」には、どの様な種類があるのか、どんな特徴があるのかご紹介致しました。
それぞれの足場を組み合わせることにより、より居住者への日照問題の負担を少なくすることが可能となり、また、管理組合のニーズに合わせたコストの使い方を選択することができます。
まとめ
・ゴンドラや移動昇降式足場などを採用すれば枠組足場より安くなるというわけではない。
・それぞれのマンションの環境・部位・工事内容によって最適な仮設足場を 選択することが重要。 ・機械式足場を採用する場合、いかにレンタルリース期間を短くするか。あるいは 台数を減らして長期的な工事(時間をかけて少しづつ)とするかなど、工事内容を 精査し、施工会社まかせでなく管理組合の考え方も反映させるべきであると考えます。 計画的維持管理の為の主体的管理組合の取り組み方
講師:一般社団法人杉並マンション管理士会 塚部 彰
大規模修繕の施工に際し、「管理会社任せになってしまっている」「管理会社の都合の良い大規模修繕となってしまっている」という相談が当会へ多く寄せられております。
管理組合が主体的に修繕に取り組み、区分所有者・居住者双方にとってより満足度が高く、更に将来の課題を見据えた修繕工事とする為には、どの様な進め方をすれば良いかについてのポイントを、下記の計画案例をベースとしてご紹介致しました。
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